訪問日時:2013年5月8日午前11時頃
項目 | 概要 | 評価 |
---|---|---|
総合評価 | 総合的な評価です。 | ★★★★☆ |
行きやすさ | 行きやすい、見つけやすいほど高評価 | ★★★☆☆ |
見所の多さ | 見所、見ごたえが多いほど高評価 | ★★★★☆ |
駐車しやすさ | 見つけやすさ、停めやすさ、広さなど | ★★★★☆ |
レストラン | レストランの有無や数など | ★★☆☆☆ |
お店 | お店(おみやげ、飲食)の有無や数など | ★★☆☆☆ |
ホテル | ホテルの有無や数、泊まりやすさなど | ★★☆☆☆ |
この旅5箇所目、通算120箇所目となるSaint-Bertrand-de-Comminges(サン・ベルトラン・ド・コマンジュ)は大変歴史のある美しい村。
ここへ来る前に前日訪れたものの写真撮影だけするために再訪問したサン・リズィエの次にやってきたということで、事実上5月8日最初の美しい村となります。
まずは村の入口にクルマを停めて、丘に佇む街を撮影。
ふと見ると遺跡のようなものが。
あらためて調べてみましたら、どうやらローマ時代の遺跡のようです。
それもそのはず。このサン・ベルトラン・ド・コマンジュ、ローマの将軍ポンペイウスがスペイン遠征の後、この地に植民地を建設したのがはじまりだとか。それから更に時代がたち、11世紀になってこの村のシンボルとも言える大聖堂とロマネスク回廊が作られたそうです。
その後はサンティアゴ巡礼上の村ということで、巡礼者が続々と訪問、そして現在では巡礼路上の村だけではなくフランスの最も美しい村の一つにも選定、観光客が絶えず訪れる村となっているというわけです。
(en.wikipedia)より。
また非常に最近の話題ですが、2012年のツール・ド・フランスのコースにもなったみたいです。
なるほど。遺跡が散見されるのはそんな背景があったからなんですね。
では早速この教会目指しましょう。
駐車場は村のちょうど裏側にあります。このような城壁の横をドライブしながらたどりつきます。
大きめの駐車場なのでらくらく駐車可能です。
そこから少し歩けばもう村の中心に、そして大聖堂の前へと到着します。
もっとも大聖堂前の広場は、中途半端なおみやげ屋さんとカフェレストランくらいしかありませんでした。
街角には、ところどころ「巡礼路」を感じさせる景色が。
そして路地裏の風景はさすが美しい村といったところでしょうか。
(美しい村にはあまり関係ないですが)どうしてもクルマの写真ばっかり撮ってしまうワタクシ…。
ではもはやお馴染みのユネスコ世界遺産にも認定されていますプレートをみていざ聖堂内へ。
1000年近くの歴史を感じさせる堂々たる雰囲気の大聖堂。
そしてロマネスク回廊。
静かな時間が経過していきます。
大聖堂の内部の様子。
古代、中世のロマンが漂う大変美しい村でした。
さてまだ時間は十分あります。次の村へと向かいます。