一大事にはいたらなかったのですが、今回一番のトラブルは間違いなくこの件。
サンティアゴ・デ・コンポステーラからオビエドへ向かっている途中の高速道路での出来事。
快調に高速を飛ばしていたとき、突然前方から石が飛んできて大きな音を立ててフロントガラスに直撃!
とてもびっくりしましたが、一瞬のできごとでしたので運転に影響はまったくありませんでしたが、フロントガラスのちょうど運転席側の正面に5cmほどの黒いラインができてしまいました。
まあ即座に「ヒビ」ではないかと。
幸いガラス内部のようだし大きなものではないので、その後も支障なく運転することは出来ました。
おっと写真を残すのを忘れてしまいましたね。(冒頭の写真は全然関係ありません…)
さて、安全よりも心配だったのが「請求」、隠し通せるレベルではないので果たしてどうなることやら…。
案の定、マドリードで返却した時に発見されました。とりあえずチェックイン(返却)のときにオフィスで状況を伺えっていわれたので渋々行ってみることに。
結果は、追加で104.38ユーロ払うこととなりました。
オフィスの方に口頭(英語)で「保険は適用できるが最大で738ユーロの支払いが発生する可能性がある」なんて言われてびっくりしましたが、ふたを開けてみればこの程度ですんで安心。
私の過失ではなくほんと不幸な事故なんですがこれはもうどうしようもないようです。
一応通じたかどうかはともかくつたない英語でどう考えても私の故意ではないとは主張しましたが、だめなんですよーとかなり申し訳なさそうに答えていました。まあ仕方がないですね。
ちなみに今回はフルカバーの保険はかけていません。申込時に必ず付いている通常のタイプの保険しか払っていません。それでもこの程度の傷であればせいぜい100ユーロ程度なんだなあということがわかったのは良い経験でした。
また、請求書の味方についてもいろいろ勉強になりました。一番下の項目「Datos salida Existng Damage」と「Datos entrada Damage in」の意味。
多少国によって表現がちがうのかもしれませんが、
- 「Datos salida Existng Damage」とは借りるときに既に存在していた傷
- 「Datos entrada Damage in」とは帰した時に新しく付いた傷
を指すみたい。これは借りるときにも意味を理解しておくことが大事だなあって思いました。何度も借りて今回初めて知ったことです。
確かに海外のレンタカーは日本ほど傷にシビアではないのですが、傷の状況は知っておいたほうがいいと思いました。きちんとデータ化もされているようなのである意味日本よりもしっかりしているかもしれませんね。